おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ジャン・コクトー「恐るべき子供たち」


あらすじ
14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉エリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。そしてダルジュロスにそっくりの少女、アガートの登場。愛するがゆえに傷つけ合う4人の交友が始まった。

自身で述べてるように、この人の作品はどれも詩であり幻想じみている
「生気が感じられない姉弟の歪んだ愛情による悲劇」は非常に耽美的です
古典みたいな話だった