おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

柳田国男「遠野物語」

神戸のおばさんって怖いよな


あらすじ
かつての岩手県遠野は、山にかこまれた隔絶の小天地で、民間伝承の宝庫だった。柳田国男は、遠野郷に古くより伝えられる習俗や伝説、怪異譚を丹念にまとめた。その幅広い調査は自然誌、生活誌でもあり、失われた昔の生活ぶりを今に伝える貴重な記録である。日本民俗学を開眼させることになった「遠野物語」は、独特の文体で記録され、優れた文学作品ともなっている。

日本民俗学の原点
地方の衰退が顕著な今日、本書はますますその重要性を増していると言える
今では同じように民話採集する事は不可能だろう