ハーバード白熱教室あらすじ
1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。
「
ハーバード白熱教室」での経験を基に書かれた哲学書
アリストテレスから
ノージックに至るまでの哲学論争を踏まえた上で、現代の諸問題を論じている
戦争責任や
生命倫理といったテーマの論点を整理してくれるので助かります
著者は共和主義に希望を見出して本書を締めくくるのだけど、その実現可能性については疑問が残った