おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

Mansun

Mansunブリットポップ後期にあらわれたバンド
オアシスの次の世代だね
デビューアルバムが全英1位と将来を期待されたものの、バンド内の人間関係悪化から3枚目を出して解散してしまった
曲作りに特徴があって、スエードがレディオヘッドを演奏するような濃さを感じます
ボーカルのポール・ドレイパーは作曲・演奏・アレンジとこなす才人なんだが、バンド解散後は奇行ばかり目立って何してるのやら

Six

この展開は異常


デビュー作にしては作りこまれてる
アイドル調の曲が多いがどれも捻ってあり、アルバム構成が少しプログレぽい
歌詞はグラム調でキモいね
「Wide Open Space」が山場


ブリットポップ最大の問題作
目まぐるしく変わる展開は聴き込まないと理解できません
ポップスでありながらプログレ
OKコンより前に出ていれば正当な評価を受けていただろうにねえ
全編を通し暗鬱な世紀末が語られていく

人生は妥協さ、結局のところ


普通のポップスになった
ストリングスを多用したりメロディーセンスはとても良い
ただラブソングばかりで甘ったるいんだよね
「Electric Man」の盛り上げが上手いと思う