おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

Doves

この10年位のUKロックの潮流の1つに美メロがあった
TVや映画に使いやすかったせいでスイーツ層にも受けがよかったのだろう
売れるからとメディアも適当にプッシュしていた
正直、The Man Whoの劣化みたいなアルバムが多くて辟易したものです
そんな中で着実に支持を得てきたのがDovesで、何故か可哀想なくらいロキノン周辺に無視されてた
NMEの年間シングル首位とか取ってたのにも関わらずだ
日本の音楽メディアって馴れ合いで通ってる感があるので、常に特集されるアーティストが固定してるんだよな
本当に音がキラキラしてるってのはこういう事を言うのです

Pounding


catch the sun


出自がハウス畑の連中は音響の処理が上手い


1st
ただ、前身の頃から見るとベテランなのでスキが無い
スタジオ焼失の逆境を乗り越えて作られた為か全体的なトーンは暗い中で明るさも感じさせる
地味に良い「sea song」等が続き「catch the sun」で一気に来るのが素晴らしい
日本だと過小評価のきらいがある


マンチェスタームーブメントの後継者
過去と未来を繋ぐ存在
全身がハウスユニットだけありギターロックを土台に適度な打ち込みをのせている
非常によく作り込んである作品
キラキラした音から多幸感に包まれる
「pounding」が幸せすぎる