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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

Queensryche

Queensrÿcheはシアトル出身のメタルバンド
このバンドはHM史で転換点として知られていて、非常に特異な立場だったりする
登場した時は「プリーストを継ぐ正統派メタル最後の砦」とか言われてたんだが、3枚目「Rage for Order」では急にデジタル化を押し進めメタルとテクノロジーの融合の先鞭となった
続く「Operation: Mindcrime」は異様に完成度が高いコンセプトアルバムでありプログレッシブ・メタルの雛形としてしられています
5枚目の「Empire」では広く訴求する形でのメタルを提示し、ビルボードチャートにも登場するようになる
6枚目は同地域発生のグランジの台頭を受けその影響濃い「Promised Land 」を発表する
ここまでのライチの歴史は即ちメタルの歴史なのです
尚、ライチと読むかライクと読むかのどうでもいい論争がある

Eyes Of A Stranger


Silent Lucidity



邦題「炎の伝説」
まさにメタルの知性
正統派HM最後の砦と呼ばれた彼らが独自の方法論を確立した一枚である
一切の無駄を排した構築美に圧倒されます
テクノロジーの導入は今聴いても斬新
この時代に機械に支配される世界を描いた「screaming in digital」等その先見性は卓越している
非常にプログレッシブな作品でありこの路線は次作で結実することになる


プログレメタルの第一人者達の最高傑作
金属声のボーカルがかっこいい
良く練られたコンセプトアルバムであり一枚を通して高度に管理された近未来を舞台に社会腐敗、革命の理想と失望、愛と狂気の物語が歌わていく
当時のレーガン政権に対する反発が背景にあり今も古さを感じさせない
メタルの到達点の一つ


商業的に最も成功した作品
QR流のHRアルバムといったところ
究極のトータルアルバムだった前作から一転して個々の曲の完成度を高めることに専念している
突出した奏者に頼るのでなく各々が自身の役割を完璧にこなすことで凡百のフォロワーが足下にも及ばない次元まで作り込んでいる
これはこれで代表作と言っていい
フロイド風の「静寂」にその出自が顕著に出ている


邦題「約束の地」
バンドの転換点となった作品
音質が良くて作り込んだのは分かるんだが、メタルの枠を逸脱してしまっている
オルタナの影響を受けたせいか曲が平坦なんだよね
何度か通すとやりたかった事が掴めるが、これ以上は流石に厳しいな
「One More Time」はギリギリでバランスが取れた良曲