おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

The Smashing Pumpkins

Smashing Pumpkinsグランジを代表するバンドの一つです
ただ他のグランジ勢とは一線を画す立ち位置だった
リーダーであるビリー・コーガンがNW大好きだったので、中世的なゴシック趣味というか大胆にストリングスを導入したり彼らの曲にはどこかしら幻想的な空気がある

 Tonight Tonight

PVは映画「月世界旅行」のオマージュ

Try, Try, Try

最後の光景は欲しかった生活なんだなあと思うと悲しくなる

ベストの
「私が一番好きなバンドは、これからもずっとスマパンです」
というコピーが良いね
2000年に産業化した音楽界への嫌気を理由に解散
2005年に「僕は僕のバンドを、僕の曲を、そして僕の夢を取り戻したい」の言葉と共に再結成している


笑顔の子供達の写真と「先生、私達ヘンな夢ばかり見るんです」のコピーだけで涙腺にくる名盤
轟音ギターと温もりを感じさせるメロディーが溶け合ってる
ビリー・コーガンの声は好き嫌いが分かれるが個人的にはとても優しく響く
「Today」「Disarm」「Mayonaise」といった何時までも色あせない曲ばかり入っている
希望が伝わってくる作品


サイアミの頃のB面集
この時期のビリーの才能は充実しすぎ
特にカバーの「Landslide」がやたら良い
何処となく「Mayonaise」を彷彿とさせます


異色作
ドラッグ問題でジミーが外されドラムマシーンで代用してる
ビリーのニューウェーブ志向が顕著に表れており従来のオルタナ文脈で聴くと肩透かしを食らう
DMとか好きなら受けるね
商業的には失敗したがよく作り込んであり非常に美しい作品