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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

Belle & Sebastian

年配の人は「今の音楽は変わってしまった」と言いがちだが、それはあまり正しくない
正確には「昔と変わらないことをやってる奴が売れなくなった」だけである
例えば、ネオアコと呼ばれる分野はそれこそ60年代とさほど変わらない音作りをしている
ここら辺は、チャート上にこそ出てこないがインディーズ中心に根強く人気ある
そうした間で聖地のようにされているのがグラスゴーであり、活発なシーンが根付いてる
Belle & Sebastianはそんな中から出てきたバンドである
フリーターだったスチュワートさんが適当にくんだそうな
シングルはアルバムに入れなかったりレディヘの前座蹴ったりと売る気が微塵も感じられないところが好きでねえ
「天使のため息」から「わたしのなかの悪魔」まではどれも名盤とされています
ジャケが2色刷りで綺麗なので、つい集めてしまいます

Another Sunny Day



邦題「天使のため息」
繊細に作られた作品であり不安定な印象を受ける
モラトリアム臭い文学的な歌詞も興味深い
駄目人間のアンセム「消えてしまいそうな僕を連れ出して」を収録
ネオアコの完成形


一番明るいアルバム
歌詞は相変わらず辛辣だったりする
現代ポップミュージックの最高峰でしょう
「dirty dream number2」は全キャリア中で最も優れていると思う


邦題「わたしのなかの悪魔」
前2作と変わらない路線をとっている
幾分アルバムに統一感がないが名曲「The model」等相変わらずレベルは高い
戦場の兵士を歌う1曲目とかテーマが重め


待望のシングル集
アルバムに入れてない曲ばかりなので嬉しい
裏ベストのような扱いか
タイトルがひねくれてて相変わらずの内容
ファンなら必須


「人生追求」とは大きく出たもんだ
初期に有った危うさが無くなってコマーシャルな内容になっている
プロ意識が出てきたのが影響しているんだろうが、趣味でやってる感のあった頃の内省的な作風が薄れたのが残念
ただしポップミュージックとしての完成度は滅茶苦茶高い
特に「その日もサニーデイ」が歌詞も含めて感涙ものなのでシングルカットするべきだったと思う
「使徒行伝」なんて曲名につけるあたり教会の管理人やってただけある