Deep Purple / Live In Japan

日本ではツェッペリンとパープルが二枚看板のように扱われるがそれはこの国だけだったりする
現地ではツェッペリンが絶対的
パープルの問題点はメンバー交代が頻繁過ぎるのに尽きる
レインボー・ホワイトスネイクといった関連バンドも含めるとその業績は比類ないんだが、本体の後期とか系図がよく分からない
またパープルのアルバムはどれも温い作りで隙があることも指摘される
しかしながら、このバンドの本質はライブバンドである事だろう
薬中で安定しないツェッペリンに比べ遥かにエネルギッシュで即興に富んだ演奏を聞かせてくれる
その面では随一といっても過言ではないなあと

ライブ盤の鉄板
どの曲も原曲より遥かに良くなっている
編集を疑われる程の速度で演奏される代表曲の数々は第二期の充実度を如実に物語る
この作品抜きにパープルというバンドの魅力は語れないでしょう
武道館の名前を世界中に轟かせたアルバムでもある