おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

HIP HOP

HIP HOPはラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティによって構成されると草創期のDJ、アフリカバンバータに定義されている

PUBLIC ENEMY - FIGHT THE POWER

80年代ラップの中心、PUBLIC ENEMYのPVにブラックパンサー党が出てるように黒人公民権運動と結びついていた事が覗える

2PAC Ghetto Gospel


90年代に入ると2PACとNotorious BIGの抗争を基軸にギャングスタ・ラップが中心となっていった
この様に一貫してHIP HOPは黒人のカウンターカルチャーとして存在する
黒人以外がやると偽者臭いのはそうした背景がないからだろうと思われる


当時の黒人公民権運動の中核にいたグループ
スパイク・ジョーンズとコラボしたり
ブラックミュージックにおけるパンク的な位置付けだったのかと思う
アンスラックスと一緒にやったり音楽性も幅広く、彼らを抜きに現在のシーンを語ることは出来ない
安易なギャングスタラップが蔓延する中で、社会を変えていこうという彼らのメッセージは今も胸を打つ