2017-04-20 安部公房「水中都市・デンドロカカリヤ」 読書 あんまり人間性を阻害されるとデンドロカカリヤになっちゃうよ!安部公房作品に漂う閉塞感、モノクロな情景を見ると昭和の作家だなと思う。ストーリーテリングは無国籍風なんだけどね。現実の不確かさ、個人の脆弱さには戦後の影が落ちているのかもしれない。「ぼくらみんなして手をつながなければ、火は守れないんだよ」