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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

杉浦日向子「百物語」

特に怖くはない


あらすじ
江戸の時代に生きた魑魅魍魎たちと人間の、滑稽でいとおしい姿。懐かしき恐怖を怪異譚集の形をかりて漫画で描いたあやかしの物語。

杉浦日向子はストーリーというより空気を描く。
この作品世界が息づいている感覚は、近年だと森美夏にも通じている気がする。
上手いとは言えないまでも線の一本一本にこもる説得力。
けしてコマーシャルではないこの作品が、今もって広く支持されることが、百物語が生き続けるということ。