おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

音楽

Blind Melon / Blind Melon

No Rain当時のノリでグランジに分類されたが、HRからの受けも良かった不思議な存在どことなく牧歌的な作風で幸せな気分になれる割と今のUSインディーに近いかも知れませんヒット曲「No rain」はPVも可愛かったシャノン・フーンを亡くしたのは多大な損失だっ…

Nickelback / Long Road Limited Digi

someday安定した楽曲を提供する健全なロックバンド静と動の繰り返しがグランジ通過後って感じがするが、現代のHRの形態だと思うこれは一過性の人気じゃないな「Someday」がとても名曲

Mando Diao / Bring Em in

ガレージロックリバイバルを牽引した作品の一つザラついた感触が癖になる後半の失速がよく指摘されるが、全体としての出来は補って余りあるんじゃないのこれ系のバンドって進歩も退化もない気がする。金太郎飴というか

NELSON / After the Rain

I can't live without youafter the rainネルソン家は親子3代で全米一位のヒットを飛ばした記録を持ってたりするサラブレッドである。 時はLAメタル全盛期であり上手く乗っかる形になった ちょっとダサいけどこの健全なポップス感は誉められて然るべきでし…

Spin Doctors / Pocket Full of Kryptonite

two princesライブバンドとして定評がある人達これはスタジオ作品なので手堅くまとめてあるリズム隊がしっかりしていて楽曲に安定感があるのが特徴かこのアルバムからはヒット曲も幾つか出ており「Two princes」は聴くべき

Mr. Mister

kyrie懐かしきミスター・ミスターのベスト 何かTOTOと被る キャリアの長いメンバーの確かな技術に裏付けされていて、安心して聴ける AORの後継者は出ないんでしょうか 「Kyrie」が洒落てて素敵

Skid Row / Slave to the Grind

ヘアメタルではないよねSlave to the Grind2nd 前作よりもメタル要素を押し出して来たのが意外 そうした硬派な面が彼らを本物に見せている セバスチャン・バックが居た最後の作品であり、ここまでがスキッドロウだった印象が強い

The Fray / How to Save a Life

カーラジオから流れて「コープレだ」「コープレだ」「コープレだ」ってなった。How to Save a Lifeover my headピアノを主体にしたロック キーン等の英国勢を連想させます 湿り気あるメロディーで米国のバンドとしては異色だと思った メッセージがストレート…

Oasis / Familiar to Millions

二枚組ライブアルバム演奏とか別に大したことないが、そこかしこで聞こえる歓声とか熱気が伝わって良いと思う全盛期には地震が観測されたとかなんとか誰でも合唱できるって凄いことですよ

Incubus / Morning View

nice to know youdriveジャケットそのままに爽やかな作品 巷に何ちゃってミクスチャーが溢れていた時期に出たけれど、ジャズやらの要素が入ってて個性を確立している似た作品をまず見かけないですな中近東や亜細亜ぽい旋律もあってワールドミュージックの要…

Damn Yankees

ダサかっこいいですhigh enoughcoming of age Night RangerとStyxのメンバーが在籍したスーパーバンド 「馬鹿なアメリカ人」の名前通りに底抜けに明るいHRを演じている ヒットしたバラード「High Enough」だけでなく、骨太なロックが集まっていてまごうこと…

Elastica / Elastica

これはWireのトリビュートアルバムと考えるんや!stutterconnection改めて聴いたら良かった 。ブリポ第二世代みたいな扱いをされ下らないゴシップと共に忘れられていったが、普通にかっこいいんですわ。かなりポスト・パンクを意識していて目の付け所が優れ…

Stevie Nicks

edge of seventeenstand backフリートウッド・マックの声 ソロになってからも彼女らしさが現れている 毎度ながらゲストが非常に多彩で同業からの人気も高いのだろう 妖精と称されながら、ハスキーで力強い声なのが媚びない感じで好感を持てる 10代のアンセム…

Fleetwood Mac

dreamsgo your own wayスティービーとリンジーが入ってからのベストブルース時代とは完全に音楽性が違うのよ過剰にならない程度にポップで、メンバー各々の人間性が反映されていて深い楽曲群です「Dreams」には人生があるんですよ

Phil Collins / But Seriously

another day in paradiseフィル・コリンズ程に理想的なキャリアを積んだミュージシャンもいないだろう。本作はセールス面で頂点に輝いた作品。同胞のピーター・ガブリエルがソロ転向後もプログレッシブな音楽性を進めたのに対し、フィルは大衆路線に舵を切っ…

Semisonic / Feeling Strangely Fine

これもオルタナ時代のポップロックSinging in my sleepclosing timeミネアポリス出身の素朴ながらしっかりしたロックを鳴らしたバンドヒット曲こそ多くないものの、生活の一部として必要とされる音楽を作っていた「Singing in my sleep」がとても好き

Tonic / Lemon Parade

金太郎飴バンドIf You Could Only Seeオルタナ通過後のアメリカン・ロック 適度に歪んだギターが乾いた感じで清々しい 金太郎飴だが駄曲も無いです(なんと他のアルバムもジャケットが似てる!)バラードも良いね

The All-American Rejects / Move Along

Move AlongIt Ends TonightDirty Little Secret現代的なポップ・ロックエモが一般層に浸透したんだな~と感慨深いものがある率直に綴られる歌詞は、だからこそ若い聴き手にメッセージを届けることができるのです表題曲をはじめ良曲を揃えているのだけど、こ…

Mercury Rev / Deserter's Songs

Goddess on a HighwayOpus 40見捨てた者の歌 見捨てられた者の歌 どこまでも優しく悲しいサイケデリックな世界が築かれている このポップセンスが響かない奴は一生音楽が理解できないだろう 星が幾つあっても足りない一世一代の名盤

Queens of the Stone Age

go with the flow 邦題「R指定」 ストーナーやグランジの次と言われたりする重要バンド 死ぬほど歪んだギターが独特で面白い 最初の「Feel Good Hit of the Summer」における「ニコチン、ヴァリアム、ヴィコディン、マリファナ、エクスタシー、アルコール、…

ZERO7 / Simple Things

destinyエレクトロニカの名作生音から打ち込みまで多くの音が練り込まれ大きな流れを作っています不思議とオーガニックな印象を受けるのも面白いですねどの曲も流麗でドラマチックだが、聴いてると逆に落ち着いてくるのがチルアウトたる由縁

The Sunshine Underground / Raise the Alarm

put you in your placeニューレイヴ辺りに分類される音シングル曲はフックが強くて覚え易い後半になると勢いが落ちるが、メロディーラインは良いので通して聴けるね中堅バンドで安定しちゃったかな

Gang of Four / Entertainment!

damaged goodsポストパンクの到来を高らかに宣言する歴史的名盤 バンド名は文革を主導した四人組からきており、当時のシーンにおいて今のRATMの様な立ち位置にあったと思われる 白人が原住民を騙す図を用いて「エンターテインメント」と銘打つ精神性はピスト…

Mew / Frengers

Am I Wry? Nocomforting soundsデンマークから来たドリームポップ 21世紀になっても変わらずアラン・マッギーは新しい才能を発掘してくる 分厚い音像の中にも、しっかり個性が出せていて名盤だと思います 変わった展開をする曲が多く、長尺の「Comforting So…

Electronic / Electronic

バーニーの下手糞なラップも聴けるよ!Getting away with itdisappointedバーナード・サムナーとジョニー・マーによるスーパーバンドの1st気の抜けたエレポップが並ぶが、時折鳴らされるギターがツボを押さえてる 双方にとってリハビリの様な作品だったんじ…

Duke Ellington

Take The "A" Train「A列車で行こう」をはじめジャズのスタンダードが一杯ビギナーの自分でも聴き易かったですビッグバンドのジャズは気分が明るくなるね

Public Enemy

Fight The Power当時の黒人公民権運動のイコン的グループ スパイク・ジョーンズとコラボしたりしてました ブラックミュージックにおけるパンク的な位置付けだったのかと思います アンスラックスと一緒にやったり音楽性も幅広く、彼らを抜きに現在のシーンを…

The Dead 60s / The Dead 60s

Riot Radioクラッシュの影響を指摘されるがスペシャルズに近いと思いましたこれはこれでポストパンクなのかもしれんけど、広範囲に渡ってリバイバルが起きていた時期だったのだな今更60年代の否定もないもんだが適度に現代性も感じられる良盤

Puddle Of Mudd / Come Clean

blurry 声がカート・コバーンに似てるそれだけなら注目する程でもないが本作には「blurry」というキラーチューンが入ってる断トツで同年のベストトラックだと思いますね、アルバムは微妙もう一度、同レベルの曲を期待したいところです

The Stone Roses

再結成は驚いたELEPHANT STONEi am the resurrection邦題「石と薔薇」 踊れるリズムはマッドチェスターの延長線とも言えるんですけど、ギターロックを復権させた点でブリットポップの夜明けと位置づけられるのでしょう1990年5月スパイクアイランド、時代が動…