おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

音楽

町山智浩「本当はこんな歌」

前から思ってたんだけど、洋楽の日本盤って歌詞対訳のレベルが低いんだよね。ネットで探したほうが正確な意味取れてるのゴロゴロ転がってる。翻訳というのは単語を置き換えていくという行為じゃなく、文化的なバックグラウンドを踏まえて物語を構成するとい…

Sex Pistols / Never Mind the Bollocks

邦題「勝手にしやがれ」オリジナルパンクの教科書的な作品何気にまともに演奏してるんで、スタジオミュージシャンが吹き込んだ疑惑もあるライブ盤とかこの世の物とは思えないからな内容は3分以内にまとめたポップソング集で、ロットンの逝かれたボーカル以外…

Soundgarden / Superunknown

曲にメリハリが出た事で一般にも売れた作品 こんだけ重くても聴き易いのは驚き 「Spoonman」がカッコいいんだよね、薬中の歌のくせに 日本盤のライナーが「コーネルの目つきの悪さでビクンビクン」みたいな変な文章で笑った

808 STATE / Utd State 90

Pacific 202アメリカで発売された「90」の編集版 曲数が多いのでお得になってると思う ハウスミュージックの起爆剤となった作品であり、当時のマンチェスターシーンに与えた影響は非常に大きい テクノでありながらバンド形態を取っていることで、有機的な質…

Black Rebel Motorcycle Club / B.R.M.C.

邦題「ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ登場」 いや、登場はいらんだろ ガレージロックの路線で出てきたが、かつシューゲイザーってのが面白い シンプルなようで霧を通したような音像が不思議な感覚である 「Whatever Happened to My Rock 'N Rol…

ASIA

Don't Cryベスト、というか初期の全曲収録してる 馬鹿じゃないかw テクニカルだがプログレ期待してた人は肩透かしを喰うだろう むしろバグルスに近い80年代有数のハードポップであることは間違いなく、今聴いても楽しい ダサさとかっこよさは紙一重なのだ …

The Starting Line / Based on a True Story

Bedroom Talkエモの界隈では割と有名だった人達実際しっかり作り込んであって好印象AARに似てると思いましたメンバーに華が無いのが後一つ成功をおさめられなかった原因だと思うルックスも重要というか、これ系のバンドってそういう面あるじゃない「Bedroom …

Korn / Korn

ヘヴィロックの祖、KORNの1st この不安を煽るジャケが内容に実に合っている どんだけ重低音好きなんだよってギターと、異様に強固なリズム隊、負の感情を撒き散らすボーカル 色んな意味で重すぎ 「Blind」から全ては始まったのだでも「KORNのサイコセラピー…

Inspiral Carpets / Singles

そのうち再評価されたりして流石にドアーズには成れなかったが、独特のサイケ感が良かったバンド メロディーも何気に練られていてマンチェの中堅を守っていた 大きく外すこともなかったのに、時代と共に捨てられたのが可哀想である シャーラタンズが好きなら…

The Music / The Music

Getawayこれ聴くとローゼズの2nd思い出す それは置いといて、良い作品である 渦巻くグルーブ感とか才能あるよ デビューアルバムで全部出し切ってしまったかもしれないけど 自分の中では「Getaway」が一番かなあ

Chicago

Hard To Say I'm Sorryキャリアが死ぬほど長いバンドなんで、コンパクトに知るには丁度良いアルバムかとブラス・ロックとしては断トツの存在であり聴いたことある曲も多いでしょう「素直になれなくて」の最後のパートはいらない本気でいらないあれ一応別の曲…

Teenage Fanclub / Songs From Northern Britain

Your Love Is the Place Where I Come Fromギターポップとしての完成度なら本作が随一だと思う いかにもスコットランド出身という素朴さが曲の端々から漏れ出る このバンドは「Your Love Is the Place Where I Come From」を聴け!

Orchestral Manoeuvres in the Dark

Souvenir初期エレポップのユニット ファクトリーを支えたバンドの一つであり、シングルのアートワークが何気に凝ってる クラフトワークを原点に一般受けする形に落としこんだ楽曲は、安っぽいシンセが涙が出るほど暖かい 「エノラ・ゲイの悲劇」が有名だけど…

Primus / Sailing the Seas of Cheese

とにかく変態なんだよオルタナ・メタルに分類されていて、確かに扱いに困るだろうなと思う異常なベースもそうだけど、歌もおかしい妙にポップでマイク・パットン的な印象もある珍味盤

M.I.A. / Kala

paper planesHIPHOPを上手く消化してポップとして成立させた作品 21世紀の音楽形態の一つとして記されるはず リズムに対する探求が多岐に渡っており、無国籍な世界観を醸し出している 銃声をサンプリングするアイデアも面白く、歌詞と相まってレベルミュージ…

Jakob Dylan / Seeing Things

Will It Growジェイコブ・ディラン初のソロアルバム 今の時代にフォーキーな音楽やるってのは商業的に厳しいと思うが、成長の手応えを感じさせる力作になっている バンドの頃から特徴的なメロディーを書いてきたが「Will It Grow」で上手く結実した感じ時代…

Sonic Youth / Daydream Nation

teenage riotcross the breeze「白昼夢の国家」 地下シーンを揺らした歴史的作品 ジャケットから通底するアート感覚が忘れ得ない美しさを刻む 誰にでも十代の暴動が必要な時はあるし、本作を聴いて何も感じない人は良くも悪くも大人なんだと思うメジャーに移…

Cinderella

80年代でメタルでシンデレラですよ。どんだけコテコテだっつー話。shake me懐かしのLAメタル、シンデレラのベスト盤 ボン・ジョヴィの弟分として登場したものの、ブルース基調の渋いHRをやっている 歌い方も当時としては異彩を放つしゃがれたハスキーボイス…

Simple Minds / Sparkle in the Rain

Speed your love to meShake off the ghosts80年代を代表するスタジアムバンドの出世作U2の「War」と並んでリリーホワイトプロダクションの完成形だと思うゲートリバーブの効いたドラムを前面に押し出した硬質な音像が生み出す緊張感が全編にみなぎっていて…

All About Eve

different skyビジュアル面からゴスに分類されることが多いが、トラッドが根っこにあるバンドそうした要素からプログレ好きからの支持も厚かったアマチュア臭さがするボーカルがやたら可愛いです最後に置かれた「different sky」の余韻が爽やかである

Courtney Love / America's Sweetheart

Monoかつてグランジと呼ばれた連中の多くが熱意を失っていったのに対し、コートニーは何も変わっていない事を示した作品この人は本気で音楽やってるんだろうなその姿勢は偶像であることを自ら引き受けるようなタイトルの付け方にも見て取れる今の時代にロッ…

Teenage Fanclub

Everything Flowsなぜかベストの邦題が「ヒット大全集」。昭和歌謡みたいなセンスである。 中身の方は、これぞクリエイションって感じの珠玉のギタポがぎっしり。 ギターが歪んでてもそうでなくても彼らなりのポップ美学が垣間見える。 新曲も中々によろしく…

Frankie Goes To Hollywood

relaxまさに時代の徒花 イメージ先行で売り出していたため、実力が伴なわずあっという間に消えていきました「2曲でビートルズを越えた」 とのコピーは流石におこがましいのではとはいえシングル曲ではトレバー・ホーンのプロデュース能力の高さが遺憾なく発…

The Jon Spencer Blues Explosion / Orange

bellbottomsノーウェーブ系譜に連なるジョン・スペンサーが大成したアルバム パンクとブルースを融合させた熱いロックを展開しています「Bellbottoms」は漢の中の漢ソング今に至るブルースの復権の道筋を着けたとも言えるかもこの時代のNY地下シーンは新しい…

Collective Soul

アメリカンロックの実力者precious declarationrunどうも日本では軽んじられてる感があるバンド決して一発屋なんかではなくモダンロックチャートの常連ですよサザンロックを基調に泥臭さを抜いて聴き易くしている。言ってみればマッチボックス20をハードにし…

The La's / The La's

there she goes当人達の意に反して出されてしまったので正確に評価するのは難しい曰くつき名盤。彼らがいなくてもオアシスは、ブリットポップは出てきただろうが、また異なった経緯を辿ったと思われる。 一枚だけ、それでも十分な業績を彼らは打ち立てた。言…

Breaking Benjamin / We Are Not Alone

Diary of Jane※この曲は入っていない結構水準が高いへヴィメタル暇だったのかビリー・コーガンもやたら参加していたりどれも掴みが良くて、ゲームに使用されるのも納得ですね「So cold」かっけえ次作の「Nooooooooooooo!!!」でブレイクした。主に2ちゃんで

Chumbawamba / Tubthumper

今だにサッカー場で流れるのなwtubthumper表題曲のヒットで知られている人達 今でもフーリガンのアンセムになっている ライナーによるとアナーキーな集団だそうで とはいえそこまで深刻でなく、何も考えず酒飲んで騒ぐようなノリで楽しい

Bangles

Manic Mondayガールズバンドの先駆者。ランナウェイズとも繋がってる外部ライター頼みなとこがあるんだけど、後進が続いたのを見るに彼女達の果たした意義は大きいプリンスの提供で知られる「Manic monday」がいかにも80sって感じで素敵。アレンジのキラキラ…

洋泉社MOOK「ダークサイド・オブ・ザ・ロック」

北欧ブラックメタルの項目が良かったですぞあらすじカート・コベインの猟銃自殺から、反キリストの寵児マリリン・マンソン、ギャングスタ・ラップLA×NY仁義なき抗争まで、セックス、ドラッグ、そして暴力…。ロックの闇の世界を深く紹介する。ロック死人リス…

Blind Melon / Blind Melon

No Rain当時のノリでグランジに分類されたが、HRからの受けも良かった不思議な存在どことなく牧歌的な作風で幸せな気分になれる割と今のUSインディーに近いかも知れませんヒット曲「No rain」はPVも可愛かったシャノン・フーンを亡くしたのは多大な損失だっ…

Nickelback / Long Road Limited Digi

someday安定した楽曲を提供する健全なロックバンド静と動の繰り返しがグランジ通過後って感じがするが、現代のHRの形態だと思うこれは一過性の人気じゃないな「Someday」がとても名曲

Mando Diao / Bring Em in

ガレージロックリバイバルを牽引した作品の一つザラついた感触が癖になる後半の失速がよく指摘されるが、全体としての出来は補って余りあるんじゃないのこれ系のバンドって進歩も退化もない気がする。金太郎飴というか

NELSON / After the Rain

I can't live without youafter the rainネルソン家は親子3代で全米一位のヒットを飛ばした記録を持ってたりするサラブレッドである。 時はLAメタル全盛期であり上手く乗っかる形になった ちょっとダサいけどこの健全なポップス感は誉められて然るべきでし…

Spin Doctors / Pocket Full of Kryptonite

two princesライブバンドとして定評がある人達これはスタジオ作品なので手堅くまとめてあるリズム隊がしっかりしていて楽曲に安定感があるのが特徴かこのアルバムからはヒット曲も幾つか出ており「Two princes」は聴くべき

Mr. Mister

kyrie懐かしきミスター・ミスターのベスト 何かTOTOと被る キャリアの長いメンバーの確かな技術に裏付けされていて、安心して聴ける AORの後継者は出ないんでしょうか 「Kyrie」が洒落てて素敵

Skid Row / Slave to the Grind

ヘアメタルではないよねSlave to the Grind2nd 前作よりもメタル要素を押し出して来たのが意外 そうした硬派な面が彼らを本物に見せている セバスチャン・バックが居た最後の作品であり、ここまでがスキッドロウだった印象が強い

The Fray / How to Save a Life

カーラジオから流れて「コープレだ」「コープレだ」「コープレだ」ってなった。How to Save a Lifeover my headピアノを主体にしたロック キーン等の英国勢を連想させます 湿り気あるメロディーで米国のバンドとしては異色だと思った メッセージがストレート…

Oasis / Familiar to Millions

二枚組ライブアルバム演奏とか別に大したことないが、そこかしこで聞こえる歓声とか熱気が伝わって良いと思う全盛期には地震が観測されたとかなんとか誰でも合唱できるって凄いことですよ

Incubus / Morning View

nice to know youdriveジャケットそのままに爽やかな作品 巷に何ちゃってミクスチャーが溢れていた時期に出たけれど、ジャズやらの要素が入ってて個性を確立している似た作品をまず見かけないですな中近東や亜細亜ぽい旋律もあってワールドミュージックの要…

Damn Yankees

ダサかっこいいですhigh enoughcoming of age Night RangerとStyxのメンバーが在籍したスーパーバンド 「馬鹿なアメリカ人」の名前通りに底抜けに明るいHRを演じている ヒットしたバラード「High Enough」だけでなく、骨太なロックが集まっていてまごうこと…

Elastica / Elastica

これはWireのトリビュートアルバムと考えるんや!stutterconnection改めて聴いたら良かった 。ブリポ第二世代みたいな扱いをされ下らないゴシップと共に忘れられていったが、普通にかっこいいんですわ。かなりポスト・パンクを意識していて目の付け所が優れ…

Stevie Nicks

edge of seventeenstand backフリートウッド・マックの声 ソロになってからも彼女らしさが現れている 毎度ながらゲストが非常に多彩で同業からの人気も高いのだろう 妖精と称されながら、ハスキーで力強い声なのが媚びない感じで好感を持てる 10代のアンセム…

Fleetwood Mac

dreamsgo your own wayスティービーとリンジーが入ってからのベストブルース時代とは完全に音楽性が違うのよ過剰にならない程度にポップで、メンバー各々の人間性が反映されていて深い楽曲群です「Dreams」には人生があるんですよ

Phil Collins / But Seriously

another day in paradiseフィル・コリンズ程に理想的なキャリアを積んだミュージシャンもいないだろう。本作はセールス面で頂点に輝いた作品。同胞のピーター・ガブリエルがソロ転向後もプログレッシブな音楽性を進めたのに対し、フィルは大衆路線に舵を切っ…

Semisonic / Feeling Strangely Fine

これもオルタナ時代のポップロックSinging in my sleepclosing timeミネアポリス出身の素朴ながらしっかりしたロックを鳴らしたバンドヒット曲こそ多くないものの、生活の一部として必要とされる音楽を作っていた「Singing in my sleep」がとても好き

Tonic / Lemon Parade

金太郎飴バンドIf You Could Only Seeオルタナ通過後のアメリカン・ロック 適度に歪んだギターが乾いた感じで清々しい 金太郎飴だが駄曲も無いです(なんと他のアルバムもジャケットが似てる!)バラードも良いね

The All-American Rejects / Move Along

Move AlongIt Ends TonightDirty Little Secret現代的なポップ・ロックエモが一般層に浸透したんだな~と感慨深いものがある率直に綴られる歌詞は、だからこそ若い聴き手にメッセージを届けることができるのです表題曲をはじめ良曲を揃えているのだけど、こ…

Mercury Rev / Deserter's Songs

Goddess on a HighwayOpus 40見捨てた者の歌 見捨てられた者の歌 どこまでも優しく悲しいサイケデリックな世界が築かれている このポップセンスが響かない奴は一生音楽が理解できないだろう 星が幾つあっても足りない一世一代の名盤

Queens of the Stone Age

go with the flow 邦題「R指定」 ストーナーやグランジの次と言われたりする重要バンド 死ぬほど歪んだギターが独特で面白い 最初の「Feel Good Hit of the Summer」における「ニコチン、ヴァリアム、ヴィコディン、マリファナ、エクスタシー、アルコール、…