おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2012-02-14から1日間の記事一覧

J・L・ボルヘス「伝奇集」

あらすじ夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六).われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「バベ…